ファクタリングを使った資金調達について
2022年6月24日

支払いサイトと売掛金現金化

フリーランスの人が仕事を終えて請求書を出したとき、会社員との違いに驚くポイントの1つが支払いタイミングの遅さです。下請法では納品した日から最大で60日以内に支払いをするよう定められていますが、請求書を受け取ってから60日と解釈して運営している企業も未だに多くあり、特にフリーになりたての人は2か月くらい収入がない状態で働き続けないといけない場合もあります。ただし下請法の範囲は相手の企業の資本金の金額にもよってくるため、中小企業やフリーの人を相手にした取引の場合、さらに遅くなってしまうこともあります。納品も完了して請求書を出してある場合、それは売掛債権として扱われます。

売掛債権自体は資産ですが、お金と違って何かの決済に利用することができないため、例えば何かの支払いを抱えているようなときに売掛債権が多すぎると、黒字倒産してしまうこともあります。債権は売掛金現金化を行っているようなファクタリングサービスに債権譲渡をし、すぐに現金に交換することも可能ですので、倒産の危機に陥ったら売掛金現金化を検討してみるのも良いでしょう。債権の信用力は相手企業の規模によって変わってくるため、なるべく知名度の高い企業の請求書を売掛金現金化したほうが手数料も少なく済みます。また、入金予定日がかなり先になると手数料も高額になりやすいため、2か月待たないと入らない売掛金より、来月入る売掛金を現金化したほうがコストを抑えられます。

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